
【上演作品】
「体感アクションゲーム/んまつーポス
Action game with physical sensation/namstrops
1980年代、Nintendo Entertainment System(NESまたはNintendo)通称ファミコンが発売された。バーチャル(仮想)の世界が少年たちの心をつかむ。その数年後、“体感アクション”を謳った玩具が発売される。フィジカル(五感体験)の世界が少年たちの心をつかみ、瞬く間に人気商品となる。その玩具の名は「実戦ボクシングゲーム拳闘士」。初演:Fukuoka Dance Fringe Festival vol.6(2013)
【プロフィール】
2006年、「んまつーポス」(Namstrops)結成。逆さにこだわったダンスカンパニー。「逆さから物事を考えることで新たな価値を創造する」実践的研究を展開。カンパニー名もスポーツマンの逆さ読み。
2008・2012年の横浜ダンスコレクションコンペティションⅠファイナリスト。これまでにアジアの国・都市はもとよりアメリカ、エストニア、ルーマニア、ドイツ、クロアチア等(15カ国40都市)で作品を発表。
また、2008年にアートNPO法人MIYAZAKI C-DANCE CENTERを設立。東京都美術館や金沢21世紀美術館など全国各地の現代美術館に「体育」(からだを育む思想)を展示するという、本カンパニーならではの実験的芸術活動を展開中。
また、“公立ではない公共”のコンテンポラリーダンス専用劇場の可能性を拓くことを目的に、2019年3月に、日中は保育園の子どもたちの体育館、週末と夜はコンテンポラリーダンスを上演する劇場という二つの機能をもつ「透明体育館きらきら/国際こども・せいねん劇場みやざき」(CandYシアター)を宮崎市内にオープン。
これらアートによる「誰一人取り残さない世界」(SDGs)の実現を図る活動の再現性が評価され、「KIDS DESIGN AWARD」6年連続受賞(2018年:キッズデザイン協議会会長賞/2019年:経済産業大臣賞)。
2023年6月、新型コロナ5類移行を機に、念願の「空はひろいな!みやざき国際ダンスフェスティバル2023」を企画・開催。宮崎大学舞踊学研究室にて創作ダンス(SOUSAKU-DANCE)を究める。教職大学院修了。著書に「うそうとツーポス〜競争しないとスポーツはアートになる」
(2021/e-book)。メンバーの豊福は、文化庁平成26年度新進芸術家海外研修員(Romania/Sibiu)。
2011年横浜ダンスコレクションコンペティションⅡ奨励賞。
【コメント】
金沢21世紀美術館で作品を上演してから早6年。金沢で作品を発表できる機会を楽しみにしております。
Webサイト http://www.odosupo.com